2月22日(日本時間23日)にサウジアラビア・リヤドで開催される、”リヤド・シーズン”で予定されていたWBC世界ライト級タイトルマッチ。王者シャクール・スティーブンソン(米)=22戦全勝(10KO)=に、同級13位フロイド・スコフィールド(米)=18戦全勝(12KO)=が挑むタイトル戦は、スコフィールドの体調不良によりキャンセルとなった。

スコフィールドのトレーナーを務めるスコフィールドSrは、スティーブンソン陣営のマッサージ師から毒を盛られたと主張しているが、これを聞いたスティーブンソン陣営は激怒。訴訟も辞さない構えを見せている。

マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンは、スコフィールドがウェイト調整に問題を抱えていたと推測。この興行を管理するBBBofC(英国ボクシング管理委員会)は、前日計量の2日前に体重チェックを義務付けている。

試合まで残された時間は僅かだが、スコフィールドに代わるスティーブンソンの対戦相手として、WBO世界同級7位、IBF10位、WBC12位にランクされるジョシュ・パドリー(英)=15戦全勝(4KO)=と、ムーサ・ゴラム(モロッコ)=22勝(13KO)1敗=が候補に挙げられ、交渉が進められている。

スティーブンソンは昨年7月以来のリングに登場となるが、初めての米国外での試合に意欲的で、これ以上ブランクを作りたくない。対戦相手の決定が待たれます。