昨年12月16日（日本時間17日）に米・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナで行われた、WBO世界フライ級王者ジェシー・ロドリゲス（米・帝拳）＝19戦全勝（12KO）＝との王座統一戦に敗れた、前IBF世界同級王者サニー・エドワーズ（英）＝20勝（4KO）１敗＝と、前IBF世界ライトフライ級王者エイドリアン・クリエル（メキシコ）＝24勝（5KO）4敗1分＝が、ライトフライ級リミットで戦う事で対戦同意。
試合は６月２９日（日本時間３０日）に米・アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで開催が決まった、WBC世界スーパーフライー級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ（メキシコ）＝44勝（28KO）3敗＝に、IBF&WBO世界フライ級王者ジェシー・ロドリゲス（米・帝拳）＝19戦全勝（12KO）＝が挑む、マッチルーム・ボクシング興行に組みこまれる。
１２月 アルツール・ベテルビエフvsドミトリー・ビボル勝者 vsデビッド・ベナビデス
WBC世界スーパーミドル級暫定王者デビッド・ベナビデス（米）＝28戦全勝（24KO）＝は、４団体統一世界同級王者サウル・カネロ・アルバレス（メキシコ）＝60勝（39KO）2敗2分＝が、「もしどこかのプロモーターが、1億5,000万ドル（約２２６億３２００万円）から2億ドル（約３０１億７６００万円）をオファーして来たら、僕は明日にでも彼（べナビデス）と戦うよ」の発言に反応。
サウジアラビア王子で政府系ファンドを管理し、エンターテインメントのための資金管理をしている、トゥルキ・アラルシク大臣にカネロ戦実現への協力を要請していたが、アラルシク大臣は６月１日（日本時間２日）にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで開催される、WBC、WBO、IBF世界ライトヘビー級王者アルツール・ベテルビエフ（ロシア→カナダ）＝20戦全勝（20KO）＝と、WBAスーパー王者ドミトリー・ビボル（ロシア）＝22戦全勝（11KO）＝の勝者を、１２月にべナビデスと対戦させたいと明言。
べテルビエフとビボルの対戦契約には再戦条項があるが、その前にべナビデス戦を実現させたい意向を明らかにしたことで、「私が見たい試合を実現させて行きたい」と言うアラルシク大臣が、カネロの戦いにはそれほど興味を示していないことが分かった。
