WBC世界ライト級1位にランクされるワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=17勝(11KO)3敗=をプロモートする、トップランクのボブ・アラムは、ロマチェンコはもっと休養を必要としているとの理由で、次戦で同級2位シャクール・スティーブンソン(米)=20戦全勝(10KO)=とは戦わない事を明らかにした。

これによりスティーブンソンが11月18日(日本時間19日)に米・ラスベガスで予定する、WBC世界同級王座決定戦で対戦する相手は、3位イサック・クルス(メキシコ)、4位フランク・マーティン(米)、5位ウィリアム・セペダ(メキシコ)の順で選ばれるが、クルスはWBA1位にランクされ、ジェルボンテ・デービス(米)との再戦が既定路線。7月にアルテム・ハルチュニァン(独)との挑戦者決定戦に勝った、フランク・マーティン(米)=17戦全勝(12KO)=が、対戦相手として浮上する。

WBCは世界ライト級王者デビン・ヘイニー(米)を休養王者に認定。ヘイニーは階級を上げWBC世界スーパーライト級王者レジス・プログレイス(米)の持つ王座へ挑戦する事が確実となっているが、35歳のロマチェンコは、ヘイニーとの再戦にこだわっていると伝えられている。