WBAは世界クルーザー級スーパー王者アルセン・グラミリアン(フランス)=27戦全勝(18KO)=と、元WBA、IBF王者で同級1位のユニエル・ドルティコス(キューバ)=26勝(24KO)2敗=の対戦を指令。交渉期間は11月10日(日本時間11日)までで、対戦同意に達しない場合は入札が行われる。報酬分配は75-25。
36歳のグラミリアンは昨年11月に約3年ぶりの試合で、アレクセイ・エゴロフ(ロシア)=12勝(8KO)1敗=を12回判定に破り王座防衛を果たしているが、その後は交渉がまとまらず、試合のチャンスを逃している。
一方、37歳のドルティコスは2020年9月にマイリス・ブリエディス(ラトビア)=28勝(20KO)2敗=に0-2判定で敗れ、IBF王座を失ったが、以後、2連勝でWBA1位にランクされた。試合間隔が空いている同士による、WBA指名戦。交渉の行方に注目。