WBA世界フェザー級王者リー・ウッド(英)=28勝(17KO)3敗=は、10月7日(日本時間8日)に英・シェフィールドで、前IBF王者で同級7位のジョシュ・ワーリントン(英)=31勝(8KO)3敗1分=を、劇的な7回逆転TKOに破った後、暫く休養する事を明言していたが、ウッドはWBA世界フェザー級王座を返上した事が確認された。

これにより、来年夏に英・ノッティンガムのサッカー場、シティ・グラウンドで開催が予定されるウッドの次戦は、スーパーフェザー級で2階級制覇を狙うタイトル挑戦試合になる事が確実となった。空位となった王座は、同級1位オタベク・ホルマトフ(ウズベキスタン)=11戦全勝(10KO)=と、同級2位レイモンド・フォード(米)=14勝(7KO)無敗1分=により争われる事になる。

法廷闘争によりWBA世界ヘビー級レギュラー王者に返り咲いたマヌエル・チャー(独)=34勝(20KO)4敗=は、10月14日(日本時間15日)までに同級5位ジャレル・ミラー(米)=26勝(22KO)無敗1分=と防衛戦を行う事を義務付けられていたが、経済的理由によりタイトル戦の実現が困難だという事が認められ、WBAは60日以内にランキング選手との選択防衛戦を行う事を認めた。