WBA&WBC1位クリスチャン・ムビリ vs IBF9位ローハン・マードック WBA・インターナショナル&WBC米大陸スーパーミドル級戦

1月13日(日本時間14日)、カナダ・ケベック・シティのビデオトロン・センターで開催された、WBAインターナショナル&WBCコンチネンタル・アメリカ・スーパーミドル級10回戦。王者でWBA&WBC1位、IBF3位、WBO5位のクリスチャン・ムビリ(フランス)=25戦全勝(21KO)=に、IBF9位ローハン・マードック(オーストラリア)=27勝(19KO)2敗=が挑んだ一戦は、ムビリが6回終了棄権によるTKO勝ち。

初回、ムビリは低い姿勢から左ジャブを突き、ボディ攻撃から右アッパー、フックでマードックに襲い掛かる。2回になるとムビリはさらにプレスを強め、マードックを追い込んで行く。3回、ムビリは左ボディから右フックを狙うが、マードックもよく耐え、必死の反撃。

4回、ムビリの右フックでマードックのマウスピースが飛んだ。5回、ムビリの左ボディ、右強打を何度も喰いながらマードックは倒れない。6回、ワン・ツー、左フックで反撃の姿勢を見せたマードックだが、ムビリの集中打を浴びながらラウンド終了ゴングを聞くと、ここでコーナーは続行を断念。ムビリの圧勝だったが、ダウンを拒否したマードックもよく戦った。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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