ジェームス・”ジャザ”・ディケンズ(英)=36勝(15KO)5敗=のレギュラー王座昇格により空位となっている、WBA世界スーパーフェザー級の暫定王座決定戦が、同級1位エルヌール・サメドフ(ロシア)=20勝(9KO)1敗=と、同級12位ジョン・レノン・グティエレス(コロンビア)=11戦全勝(7KO)=により行われる事が決定。
試合は2月14日にロシアのチェリャビンスク(日本との時差+4時間)で開催されるRCC・ボクシング・プロモーション興行で行われる。
現在15連勝中のサウスポー、32歳のサメドフは昨年3月31日(日本時間4月1日)発表のランキングで1位に上昇。一方のグティエレス(31歳)も同時にランキング入りしているが、10回戦の経験は一度だけで名前のある選手との対戦はなく、ランク入りの理由も見当たらない。順当ならサメドフが暫定王座を獲得するだろう。
ディケンズは3月14日(日本時間15日)にアイルランド・ダブリンの3アリーナで、前IBF世界スーパーフェザー級王者で同級7位にランクされるアンソニー・カカス(アイルランド)=24勝(9KO)1敗=を相手に初防衛戦が決定済。

WBAのこれまでの動向からしてディケンズvsカカスの勝者と暫定王者の対戦をすぐに義務付けるとは思えず、昨年12月27日にサウジアラビア・リヤドで決まっていたディケンズへの挑戦を、スパーリング中の右眼窩底骨折によりキャンセルせざるを得なかった同級3位堤駿斗(志成)=8戦全勝(5KO)=選手の挑戦が期待される。
しかし、ディケンズとカカスは共に英・大手のクイーンズベリー・プロモーションと契約を締結しており、リヤド・シーズン興行にうまく入り込めればいいのだが、交渉は簡単ではない。日本人選手はWBA暫定王座戦には基本的に出場できない事になっているが、勝てばレギュラー王者との対戦権を得る事になる。そこを含めて今後の動向に注目したい。
