3月30日(日本時間31日)、米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催された、WBC世界スーパーウェルター級暫定王座戦。暫定王者ブライアン・メンドサ(米)=22勝(16KO)3敗=に、同級2位セルヒイ・ボハチュク(ウクライナ・米在住)=23勝(23KO)1敗=が挑んだ一戦は、ボハチュクが判定勝ちで新王者。スコアは118-110、117-111、117-111。
序盤から激しいパンチの交換となった試合は、距離を詰め連打で迫るボハチュクが次第にペースを掌握。メンドサは3回から鼻血を出し、苦しい戦いとなった。中盤もボハチュクの前進は止まらず、メンドサはずるずるとポイントを失って行った。終盤、顔面が腫れたメンドサはタフネスを発揮したが、ボハチュクの猛攻を凌ぐのが精いっぱいで、暫定王座を失った。
WBA世界フェザー級4位ミルコ・クエロ(アルゼンチン)=13戦全勝(11KO)=と、スライマン・セガワ(ウガンダ)=16勝(6KO)3敗1分1NC=の8回戦は、クエロが判定勝ち。80-72、79-73、78-74。