3月29日(日本時間30日)、米・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイアモンド・アリーナで開催された、トップランク&ゴールデン・ボーイ・プロモーション共催興行。メインのWBO世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦。元WBO世界フェザー級&WBC同級王者で、同級4位のオスカル・バルデス(メキシコ)=31勝(23KO)2敗=と、同級2位リアム・ウィイルソン(オーストラリア)=13勝(7KO)2敗=の一戦は、バルデスが7回2分48秒TKO勝ち。

序盤戦、先手でワン・ツーから右アッパーを打ち込んでくるウィルソンに対し、バルデスは左フックを上下に打ち込む。2回には早くもウィルソンが鼻から出血。前に出るウィルソンを、パンチ力に勝るバルデスは左フック、右アッパーで迎え撃ち優位に立つが、ウィルソンはしつこく攻勢を仕掛け、バルデスも楽ではない。

迎えた第7ラウンド、左フックを効かせたバルデスは連打でウィルソンに襲い掛かる。粘るウィルソンだがバルデスの攻勢は止まらず、ついにレフェリーストップ。バルデスが暫定王座を獲得した(6回までのスコアは60-54、59-55バルデスと、57-57)。

セミファイナルの女子世界ミニマム級4団体王座統一戦。WBA&WBC王者セニエサ・エストラーダ(米)=25戦全勝(9KO)=と、IBF&WBO王者ヨカスタ・バジェ(コスタリカ)=30勝(9KO)2敗=の一戦は、エストラーダが判定勝ちで4団体王座統一に成功。スコアは97‐93×3。

序盤戦はエストラーダが連打で先制。前に出るバジェは3回、右ストレート、左フックで反撃。足を使い上体をトリッキーに動かしながらスイッチも織り交ぜ、機を見て飛び込み左右フックを振るうエストラーダに対し、バジェも右ストレート、左フック中心に迎え撃ち、両選手共に手数を出し合う熱戦となった試合は、最後まで競り合ったが、エストラーダに凱歌があがった。

WBC世界ライト級2位レイモンド・ムラタラ(米・62.2キロ)=19戦全勝(16KO)=と、ゾリサニ・ンドンゲニ(南アフリカ・62.2キロ)=31勝(18KO)4敗=の10回戦は、ムラタラが判定勝ち。スコアは99-91、98-92、97-93。

WBC世界スーパーライト級10位リンドルフォ・デルガド(メキシコ・63.8キロ)=19戦全勝(14KO)=と、カルロス・サンチェス(メキシコ・63.7キロ)=25勝(19KO)2敗=の10回戦は、デルガドが右フック一発で7回48秒KO勝ち。

東京五輪スーパーヘビー級銀メダリストのリチャード・トーレスJr(米・107.3キロ)=8戦全勝(8KO)=と、ドナルド・ヘインズワース(米・125.4キロ)=18勝(16KO)8敗1分=の8回戦は、初回、連打で追い込んだトーレスJrが、2分19秒レフェリーストップ勝ち。

元WBA&IBF世界スーパーウェルター級王者フェルナンド・バルガス2世のエミリアーノ・バルガス(米・61.9キロ)=8戦全勝(7KO)=と、ネルソン・ハンプトン(米・61.7キロ)=10勝(6KO)8敗=の6回戦は、バルガスが判定勝ち。スコアは60-54×3。