9月10日(日本時間11日)、メキシコ・ラパスのラパス・アリーナで開催されたWBC女子世界フライ級暫定王座決定戦。元WBC女子世界ライトフライ級暫定、元WBO女子世界同級王者で同級1位のケニア・エンリケス(メキシコ)=26勝(11KO)1敗=と、元WBA女子世界ミニマム級暫定、元WBC女子世界ライトフライ級、元WBC女子世界同級王者で同級2位のイベス・サモラ(メキシコ)=33勝(13KO)7敗=の一戦は、エンリケスが判定勝ち。スコアは100-90、99-91、99-91。
立ち上がりから左フックを上下に打ち分けペースを握ったエンリケスは、サモラに反撃の機会を与えず、終盤は左ジャブを多用し試合をコントロール。右目を腫れあがらせたサモラは、ズルズルとポイントを失って行った。WBC女子世界同級は、WBA、WBO3団体統一王者のメーレン・エスパルザ(米)=14勝(1KO)1敗=が王者に君臨している。