7月24日(日本時間25日)、トップランクはWBC世界バンタム級チャンピオン中谷潤人(M・T)=28戦全勝(21KO)=選手と、帝拳プロモーション&M.Tボクシングジムとの、共同プロモーター契約を締結した事を発表。今後は日本、米国でのビッグファイト実現が期待される。

中谷選手は100年以上の歴史があり、世界で最も権威ある、米・ボクシング専門誌「ザ・リング」の全階級を通じた最強ランキング、パウンド・フォー・パウンド(PFP)で10位にランクされており、海外の関係者、ファンからも大きく注目されつつある。

7月20日(土)に東京・両国国技館で行われたWBC指名防衛戦で,中谷選手は五輪2連覇の元世界2階級制覇王者ギレルモ・リゴンドウ(キューバ)からダウンを奪い勝利している、同級1位の指名挑戦者ビンセント・アストロラビオ(比)=19勝(14KO)5敗=を初回でKO。さらに評価を上げている。

現在、世界バンタム級王座は日本人選手が独占。IBF王者に西田凌佑(六島)=9戦全勝(1KO)=選手が君臨。WBO王者の武居由樹(大橋)=9戦全勝(8KO)=選手は、9月3日に東京・有明アリーナで、元WBC世界フライ級王者で同級1位にランクされる比嘉大吾(志成)=21勝(19KO)2敗1分=選手との対戦が決定。

中谷選手は、「一番強いと思う」というWBA王者の井上拓真(大橋)=20勝(5KO)1敗=選手との対戦を希望しているが、果たして実現するか。今後が大いに楽しみです。