元IBF&WBO世界ミニマム級王者でWBC世界フライ級3位、WBO世界スーパーフライ級7位にランクされるフランシスコ・”チワワ”・ロドリゲスJr(メキシコ)=37勝(25KO)6敗1分=は、8月31日(日本時間9月1日)、メキシコ・グアダラハラのリングに登場。ホルヘ・イグナシオ・ビジャロボス(メキシコ)=14勝(8KO)3敗3分=と対戦。試合開始からサウスポーのビジャロボスにプレスをかけたロドリゲスJrは、左ボディを効かせ初回1分3秒TKO勝ちを収めた
2022年11月に中谷潤人(M・T)=28戦全勝(21KO)=選手に敗れて以来3連勝(2KO)となったロドリゲスJrは、10月13日に東京・有明アリーナで行われるWBC世界フライ級王座決定戦。同級1位寺地拳四朗(BMB)=23勝(14KO)1敗=選手と、同級2位クリストファー・ロサレス(ニカラグア)=37勝(22KO)6敗=の勝者への時期挑戦者として位置づけられている。
元王者レネ・アルバラード 再起戦
8月31日(日本時間9月1日)、ニカラグア・マナグアのジムナシオ・ニカラオで開催された、フェリックス・アルバラード率いるジェメロ・プロモーション興行のメインカード10回戦に、元WBA世界スーパーフェザー級王者レネ・アルバラード(ニカラグア・59.2キロ)=33勝(22KO)14敗=が出場。リカルド・ブランドン(ニカラグア・59.2キロ)=17勝(11KO)5敗1NC=を判定で破った。スコアは98-92、97-93、97-93。
35歳のアルバラードは2021年1月2日(日本時間3日)に米・テキサス州ダラスのアメリカン・エアーラインズ・センターで、ロジャー・グティエレス(ベネズエラ)=28勝(21KO)6敗1分=に12回判定で敗れ、初防衛戦で世界王座陥落。ダイレクトリマッチでも勝てず、強豪相手に5連敗を記録。
しかし、昨年3月にリカルド・コルテス(ニカラグア)=11勝(9KO)5敗1分=を3回TKOに破り5連敗から脱出すると、9月8日(日本時間9日)にはロシア・チェリャビンスクへ遠征。ビルダン・ミナソフ(ロシア)=13勝(8KO)1敗=に10回判定で敗れ、世界ランキングからも転落。約1年のブランクを作っていた。