9月15日(日本時間16日)、メキシコ・テファナのファウスト・グティエレス・モレノで開催された、DAZN放映のマッチルーム・ボクシング興行のメイン。WBO世界ライト級5位でNABO同級王者のアンヘル・フィエロ(メキシコ)=21勝(17KO)1敗2分=に、ブラヤン・サマリッパ(メキシコ)=13勝(4KO)1敗=が挑んだ一戦は、フィエロが判定勝ち。スコアは96-94、96-95フィエロと、96-94サマリッパのスプリット。
初回から上体を振りながら肉薄するフィエロを迎え撃つ形となったサウスポーのサマリッパは、フィエロの上下へのしつこいアタックの前に受け身になり後退しながらも、左ストレート、右フックで懸命に反撃。中盤になってもフィエロの前進と手数は止まらなかったが被弾も多い。両選手は最終ラウンドまで激しい攻防戦を見せたが、前に出たフィエロが押し切った。
セミファイナル。前WBA女子世界フェザー級王者エリカ・クルス(メキシコ)=15勝(3KO)2敗=と、メリッサ・オデッサ(米)=6勝(2KO)1敗=による、WBAコンチネンタル・アメリカ女子フェザー級王座決定戦は、クルスが持ち前の馬力でオデッサを押し切り判定待ちで新王者。スコアは99-91、99-91、98-92。
WBC女子世界フェザー級暫定王座戦。王者サブリナ・マリベル・ペレス18勝(2KO)1敗1分に、同級5位スカイ・ニコルソン(オーストラリア)=7戦全勝=が挑んだタイトル戦は、サウスポーのニコルソンが判定勝ちで王座奪取に成功。スコアは99-91、98-92、97-93。