元K-1WORLD GPスーパーバンタム級王者、前東洋太平洋同級王者、WBC世界同級9位、IBF10位、WBO15位武居由樹(大橋)=7戦全勝(7KO)=vs元WBC米大陸バンタム級王者マリオ・ディアス(メキシコ)=21勝(9KO)6敗=。54・5キロ契約8回戦。2023年12月26日、東京・有明アリーナ。
サウスポーの武居選手は、独特の間合いから強打を打ち込む隙を窺う。
ディアスはメキシカンらしい動きから、連打を打ち込むチャンスを探った。
ディアスのパンチに一瞬ヒヤリ。
第2ラウンド、武居選手の左ボディアッパー一発でディアスはダウン。
ディアスは苦悶の表情を浮かべながら、杉山主審のテンカウントを聞いた。
KOタイム2回1分23秒。
予備計量で余裕があり、ちょっと水を入れてこの日のリミット54.5キロに合わせたという武居選手は、大橋秀行会長の、「来年はバンタム級での世界戦を考えたい」の言葉に対し、「絶対に世界のベルトを獲るという気持ちで、ボクシングに挑戦しに来た。心の準備は出来ている。いつでも出来るように日々節制」と応じた。今後は八重樫 東 トレーナーとのコンビで、世界バンタム級王座獲得を目指す。次のステップアップに注目。