WBO世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦。元WBO世界フェザー級&WBC同級王者・同級4位オスカル・バルデス(メキシコ)=31勝(23KO)2敗=vs同級2位リアム・ウィイルソン(オーストラリア)=13勝(7KO)2敗=。3月29日(日本時間30日)、米・アリゾナ州グレンデール、デザート・ダイアモンド・アリーナ。トップランク&ゴールデン・ボーイ・プロモーション共催興行。

固い表情のバルデスは昨年8月、エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)に判定負けを喫して以来の再起戦。

昨年2月、エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)と対戦したウィルソンは9回TKOで敗れたが、ダウンを奪いKO寸前まで追い込む健闘を見せた。再起後、2連勝と復調している。

ウィルソンはジャブから右ストレート。

バルデスはウィルソンのボディを叩く。

バルデスのパンチを喰いながらもウィルソンは前に出て反撃。

両者ボディの刺し合い。

ウィルソンの右ストレートがバルデスを襲う。

バルデスの左フックでウィルソンはグラリ。

バルデスはここぞとばかりにラッシュ。ウィルソンは懸命に耐える。

バルデスの連打は止まらず、ついにマーク・ネルソン(米)主審は試合をストップ。

TKOタイム7回2分48秒。

WBO立会人はラッセル・モラ(米)。6回までのスコアは60-54、59-55バルデスと、57-57。

再起戦で暫定王座を獲得したバルデスは安堵の表情を見せた。同級王者ナバレッテが、5月18日(日本時間19日)に米・カリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・リゾート&カジノで行われる、WBO世界ライト級王座決定戦で、デニス・ベリンチク(ウクライナ)=18戦全勝(9KO)=を破り王座を獲得すれば、晴れて正王者となり、同級1位アルバート・ベル(米)=26勝(9KO)無敗1NC=と戦う事になるだろう。