女子世界ミニマム級4団体王座統一戦。WBA&WBC王者セニエサ・エストラーダ(米)=25戦全勝(9KO)=vsIBF&WBO王者ヨカスタ・バジェ(コスタリカ)=30勝(9KO)2敗=。3月29日(日本時間30日)、米・アリゾナ州グレンデール、デザート・ダイアモンド・アリーナ。トップランク(エストラーダ)&ゴールデン・ボーイ・プロモーション(バジェ)共催興行。

意地のぶつかり合いとなった試合は、初回、バッティングによりバジェが右目上をカット。

スイッチを繰り返しながらパンチを振って来るエストラーダに対し、バジェは右ストレートで対抗。

中盤からエストラーダは機動力を発揮。目まぐるしく動き、的を絞らせず、機を見て飛び込んでバジェに迫った。

バジェも譲らず右をヒット。

最終ラウンド、バジェは右ストレートで反撃。

試合終了。共に手を挙げ勝利をアピール。

勝者はエストラーダ。スコアはスティーブ・モロー(米)、97-93、デニス・オコンネル(米)97-93、ロビン・テイラー(米)97-93で、いずれもエストラーダ。

過去、WBA世界フライ級暫定、WBCライトフライ級を制したエストラーダは、ミニマム級で4団体王座統一に成功。しかし、敗れたバジェ陣営は初回のバッティングによるカットもあり、判定には納得していない。互いに手を出し合う好ファイトだった事もあり、再戦の可能性もあある。