12月21日(日本時間22日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで開催される”リヤド・シーズン”で対戦する。世界ヘビー級史上初の4団体統一王者となった、WBC、WBO&WBAスーパー王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=22戦全勝(14KO)=と、前WBC王者タイソン・フューリー(英)=34勝(24KO)1敗1分=のファイトマネーが伝えられている。
ウシクは1億1400万ドル(約171億6840万円)で、これはキャリア最高。一方のフューリーは7600万ドル(約114億4560万円)で、さらにPPV売り上げからの分配収入がプラスされる。
5月18日(日本時間19日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで行われた初戦では、フューリーが1億300万ドル(約155億1390万円)。ウシクが4290万ドル(約64億6160万円)で、それぞれPPV収入がプラスされ、フューリーの取り分は総額1億3000万ドル(約195億7000万円)をはるかに超えている(ボブ・アラム)となっていた。
1/25 WBO世界スーパーミドル級1位パチェコvs20戦全勝ネルソン
WBO世界スーパーミドル級1位、WBC3位、IBF4位ディエゴ・パチェコ(米)=22戦全勝(18KO)=は、来年1月25日(日本時間26日)に米・ラスベガスで開催されるDAZN放映のマッチルーム・ボクシング興行のメインカードで、WBO世界同級13位スティーブン・ネルソン(米)=20戦全勝(16KO)=と対戦。今週中にも正式発表される。
IBFはパチェコと、同級3位クリスチャン・ムビリ(フランス)=28戦全勝(23KO)=による、IBF世界同級王座への挑戦者決定戦を指令。両陣営による交渉がもたれたが、1月ではムビリの準備が整わないとして見送られた。しかし、来年中に対戦する可能性は残されている。
同日は東京五輪ライト級金メダリストで、WBA世界ライト級4位、WBC、IBF6位、WBO14位のアンディ・クルス(キューバ)=4戦全勝(2KO)=も登場。オマール・サルシド(メキシコ)=20勝(14KO)1敗=とグローブを交える。
サルシドは10月16日(日本時間17日)に米・フロリダ州プラントシティのプロボックスTV・イベントセンターで、元WBA世界スーパーフェザー級暫定王者クリス・コルバート(米)=17勝(6KO)3敗=と対戦。第9ラウンド逆転TKOでコルバートを破っている。