元2階級制覇王者ホセ・ペドラザ(プエルトリコ)=29勝(14KO)6敗1分=は、来年1月25日(日本時間26日)に米・ラスベガスで開催されるDAZN放映のマッチルーム・ボクシング興行で、エルネスト・”ティト”・メルカド(米)=16戦全勝(15KO)=と、スーパーライト級10回戦で対戦する。23歳のメルカドはエディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングとマルチ契約締結後の第一戦となる。
35歳のペドラザは2022年以降、ホセ・カルロス・ラミレスに12回判定負け。リチャード・コミーとは引き分けたが、アーノルド・バルボサJrに10回判定負け、キーショーン・デービスには6回TKO負けと白星がなく、2月8日(日本時間9日)に米・ラスベガスで行われたデービス戦では、何も出来ずに6回レフェリーストップ負けとなっている。
世界王座陥落後も強い相手と戦い続けて来ているペドラザだが、デービス戦では全く見せ場を作れず、力の衰えを感じさせた。勢いに乗る新鋭メルカドに対し、キャリアとテクニックで渡り合いたいところだが、苦戦は必至と見られている。何とか見せ場は作りたいが、果たしてどうか。
3/1 プエジョvsマーティン WBC世界スーパーライト級戦
WBC世界スーパーライト級王者アルベルト・プエジョ(ドミニカ)=23戦全勝(10KO)=に、同級1位サンドル・マーティン(イタリア)=42勝(15KO)3敗=が挑む指名戦は、来年3月1日(日本時間2日)に米・ニューヨーク、ブルックリンのバークレイズ・センターで開催される、プレミア・ボクシング・チャンピオンズ興行で行われる事が決定。
同日のメインはWBA世界ライト級王者ジェルボンテ・デービス(米)=30戦全勝(28KO)=に、WBA世界スーパーフェザー級王者ラモント・ローチ(米)=25勝(10KO)1敗1分=が挑むタイトル戦で、試合の模様はprimevideo PPVにより生配信される。
同日は、WBA世界スーパーライト級王者ホセ・バレンズエラ(米)=14勝(9KO)2敗=に、同級4位ゲイリー・アントゥアン・ラッセル(米)=17勝(17KO)1敗=が挑むタイトル戦の他、WBA世界ウェルター級王者エイマンタス・スタニオニス(リトアニア)=15勝(9KO)無敗1NC=に、同級1位シャハラム・ギヤソフ(ウズベキスタン)=16戦全勝(9KO)=が挑む指名戦も組み込まれている。