8月9日(日本時間10日)、米・フロリダ州プラント・シティのホワイトサンズ・イベントセンターで開催された、WBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定12回戦。前王者で現在6位にランクされるロジャー・グティエレス(ベネズエラ)=27勝(10KO)4敗1分=と、3位オタール・エラノシアン(ジョージア)=13戦全勝(6KO)=の一戦は、エラノシアンが8回終了TKO勝ちで、王者エクトル・ルイス・ガルシア(ドミニカ)=16勝(10KO)1敗=への挑戦権を獲得。
試合は第2ラウンド、グティエレスが右強打でダウンを奪いエラノシアンを追い込んだが倒し切れず、3回以降立て直したエラノシアンは、ポイントを挽回。迎えた第8ラウンド、疲労の色濃いグティエレスはホールディングで減点を取られ、終了間際、エラノシアンのしつこい連打を浴びキャンバスへ倒れ込んだ。立ち上がったものの再び連打にさらされたグティエレスは、ラウンド終了後、ドクター・ストップとなった。