昨年11月にWBA世界ライトヘビー級スーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)=21戦全勝(11KO)=の持つ王座に挑み、12回判定負けで初黒星を喫した元WBO世界スーパーミドル級王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)=44勝(30KO)1敗=の再起戦は、元WBO世界ライトヘビー級王者ジョー・スミスJr(米)=28勝(22KO)4敗=を相手に、10月7日(日本時間8日)に米・ラスベガスのザ・コスモポリタンで開催される事で、交渉は最終局面を迎えている。両選手共にクルーザー級ウェイトで対戦する事には同意しており、残るのはリミットを下回る契約体重の合意のみとなる。
ラミレスは3月にガブリエル・ロサド(米)とライトヘビー級リミットで対戦が決まっていたが、前日計量を前に契約の175ポンドを作れず182.6ポンドを記録し、試合はキャンセル。クルーザー級転向は時間の問題と見られていた。
一方のスミスJrは昨年6月、IBF&WBC王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア→カナダ)=19戦全勝(19KO)=との王座統一戦で2回TKO負け。王座を失って以来の再起戦は階級を上げての戦いとなった。試合はゴールデン・ボーイ・プロモーション主催のDAZN放映興行のメインカードとして行われる。