5月2日(日本時間3日)に、米・ニューヨークでプロデビューした、アマチュア9冠の実績を持つ堤麗斗(志成)=2戦全勝(1KO)=選手のプロ第3戦は、9月13日(日本時間14日)に米・ラスベガスのアレジアント・スタジアムで開催される、サウル・カネロ・アルバレスvsテレンス・クロフォードのアンダーカードで、ハビエル・マルティネス(米)=7勝(4KO)2敗=を相手に、スーパーフェザー級6回戦で行われる事が決定。
29歳のマルティネスは2017年2月にプロデビュー。7連勝を飾ったが、2022年5月に初黒星を喫するとリングを遠ざかり、今年4月に約3年ぶりにカムバック。ウェイン・ローレンス(米)=8勝(4KO)1敗=との6回戦でスプリットの判定負けを喫している。

IBF オペタイアvs1位シンカラ / WBO暫定王座決定戦 ビラム-スミスvsフレス 世界クルーザー級
IBFは世界クルーザー級王者王者ジェイ・オペタイア(豪)=28戦全勝(22KO)=と、同級1位フセイン・シンカラ(ドイツ/トルコ在住)=23戦全勝(19KO)=の指名戦を指令。両者は今年1月に対戦が決まっていたが、シンカラが12月に入り足首を骨折。全治3ヶ月と診断され、王座挑戦を断念。変わって東京五輪銅メダリストで同級10位にランクアされていたデヴィッド・ニーカ(ニュージーランド)=11勝(10KO)1敗=が、オペタイアに挑んだが第4ラウンド2分17秒KOで一蹴されている。
負傷が癒えた40歳のシンカラは、4月26日8日本時間27日)にドイツ・ジンデルフィンゲン行われた、フアン・ディアス(ベネズエラ)=12勝(12KO)3敗=との前哨戦で初回TKO勝ち。オペタイア陣営はオーストラリアでの開催を主張しているが、シンカラ陣営は現在居住するトルコでの開催を希望している。

WBOは世界クルーザー級王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)=48勝(30KO)1敗=の肩の負傷、手術による戦線離脱を受け、元WBO世界同級王者で1位にランクされるクリス・ビラム-スミス(英)=21勝(13KO)2敗=と、同級2位ローマン・フレス(ドイツ)=23勝(13KO)1敗=による暫定王座決定戦を指令。交渉期間は20日間で対戦同意に達しない場合は入札となる。