9月8日(日本時間9日)、ロシア・チェリャビンスクのトラクトル・アイスアリーナで開催された、RCCボクシング・プロモーション興行のメイン。元WBA世界スーパーフェザー級王者で同級10位にランクされるレネ・アルバラード(ニカラグア・60,0キロ)=33勝(22KO)13敗=と、ビルダン・ミナソフ(ロシア)=11勝(7KO)1敗=の10回戦は、ミナソフが判定勝ち。公式スコアは未発表。

3月に地元マナグアでリカルド・コルテス(ニカラグア)=11勝(9KO)4敗1分=を3回TKOに破り、5連敗からの脱出を果たしたアルバラードは、気迫のこもったファイトを見せ、中盤はミナソフを追い込む場面もあったが、手数と正確性で僅かに上回ったミナソフの手が挙がった。

昨年2月に元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(帝拳・ベネズエラ)選手を12回TKOに破っている、WBA、WBC、WBO世界ライト級13位ザウル・アブドゥラエフ(ロシア・62,4キロ)=17勝(10KO)1敗=と、元WBA世界同級ゴールド王者ロマン・アンドレエフ(ロシア・62,3キロ)=25戦全勝(17KO)=の10回戦は、初回、左ストレートでダウンを奪ったアブドゥラエフがアンドレエフを圧倒。3回終了棄権に追い込みTKO勝ち。

WBA世界スーパーミドル級13位パヴェル・シリヤギン(ロシア・76,1キロ)=13戦全勝(6KO)=と、エフゲニー・シュヴェデンコ(ロシア・76,0キロ)=16勝(7KO)1敗=のスーパーミドル級10回戦は引き分け。スコアは未発表。