7月24日にタイ・パタヤのマックス・ムエタイ・スタジアムで行われた、WBC「人道支援」ベルトが賭けられたヘビー級12回戦は、元WBC、WBO、IBF世界ヘビー級&WBAスーパー王者でWBC1位に、WBA3位、IBF7位にランクされるタイソン・フューリー(英)=36勝(25KO)2敗1分=が、46歳のマリウシュ・ヴァフ(ポーランド)=39勝(20KO)14敗=に7回終了TKO勝ち。

前日計量はタイソン120キロ、ヴァフ132キロ。タイソンはサウスポーへのスイッチを織り交ぜながらジャブから速いワン・ツー。追い足のないヴァフは時折右ストレートを伸ばすが届かない。接近戦でもフューリーは左右アッパーを突きあげ、ヴァフに付け入る隙を与えずラウンドが過ぎて行く。

Tyson Fury vs. Mariusz Wach

ヴァフは徐々に失速。そして第7ラウンドが終了すると、消耗したヴァフ陣営のセコンドは勝負はここまでと棄権の意思表示。まさに調整試合といった内容でフューリーが勝利。

元3団体統一世界ヘビー級王者でWBO3位、WBA4位、WBC、IBF5位アンソニー・ジョシュア(英)=29勝(26KO)4敗=との、遅れてやって来た”世紀の一戦”へ駒を進めた。

ジョシュアは7月25日(日本時間26日)にサウジアラビア・ジェッダで、10回戦の経験が3度だけというクリスティアン・プレンガ(アルバニア)=20勝(20KO)1敗=と対戦。よもやの一発を浴びない限りは順当に勝利すると予想されているが、打たれた場合は脆いだけに、そこだけがスリリング。放映はDAZN PPVおよびPrime Video。