広告

元WBC、WBO、IBF世界ヘビー級&WBAスーパー王者でWBC1位、WBA3位、IBF7位にランクされるタイソン・フューリー(英)=36勝(25KO)2敗1分=と、元3団体統一世界ヘビー級王者でWBA、WBO4位、WBC、IBF5位のアンソニー・ジョシュア(英)=30勝(27KO)4敗=の一戦は、英国開催か米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン開催かで揺らいでいる。

ニューヨーク開催はフューリーが「引退するまで私のプロモーターだ」と公表した、リヤド・シーズン”を推進するサウジアラビアのトゥルキ・アラルシク大臣が支持し、試合を放映するNetflixが強く望んでいると伝えられている。

これまで英国と米国の両方でフューリーの試合に関わってきたクイーンズベリー・プロモーションのフランク・ウォーレンは、「英国のファンにとっては残念なことでしょう」とした上で、「9万人のファンが英国内で生観戦できなくなるだけで、テレビで観戦する何百万人もの人々は、試合を見ることができる。試合が実現すること自体が何よりも重要」だとの認識を示している。

一方、英国開催を譲らないのは、ジョシュアとプロモーターのエディ・ハーンで、ハーンは「このままニューヨーク開催が公表されれば、試合を中止にする。これはブラフじゃない」とまで言い切っている。

Eddie Hearn & Turki Al-Alshikh
広告

「彼らは商業的に最も良いと判断した場所で開催する必要があることを理解してほしいというが、彼らの主張には同意できない。もし試合が米国で行われるなら、契約には署名しなかったでしょう。この試合は英国で行われるべきだと強く確信しています。私たちにとってお金自体はそれほど重要ではなく、英国でやりたいのです」(ハーン)

ハーンはあくまで英国開催にこだわり、今後もニューヨーク開催派を説得していく強い姿勢を見せており、これがまとまらないと、”遅れてやって来た世紀の一戦”は、破談となる可能性もある。

しかし、ニューヨーク開催を歓迎するフューリー陣営は、マネージャーのスペンサー・ブラウンがWBAに対し、フューリvsジョシュアを空位のWBA世界ヘビー級スーパー王座決定戦として承認する事を要請。王者が乱立していたWBA世界ヘビー級は、現在、レギュラー王者ムラト・ガシエフ(ロシア)=33勝(26KO)2敗1NC=が存在するのみで、WBAチャンピオンシップ委員会はこの要請に飛びつくと見られるが、どんなルールをあてはめ適用するのか注目されている。

広告