今秋のリング復帰が伝えられていた世界最速の元世界3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=18勝(12KO)3敗=の復帰戦は、11月にWBO世界スーパーフェザー級1位チャーリー・スアレス(フィリピン)=19勝(11KO)無敗1NC=を相手に行われる。ウクライナの有力メディアからは、既に両陣営が契約締結に同意している事が伝えられている。
38歳のロマチェンコは昨年6月にIBF世界ライト級王座を返上。引退を表明していた。しかし、5月に入りリング復帰を表明。調整試合を挟まず、いきなりトップクラスの選手との対戦を希望していた。
ロマチェンコと同じく38歳のスアレスは、昨年5月にWBO&IBF世界スーパーフェザー級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)=40勝(33KO)2敗1分1NC=と対戦。一度は負傷判定負けとなったが、後、撤回されノーコンテストとなり、WBOから再戦を指令されているが、再戦は決まらず試合間隔が空くのを嫌ったスアレスは、7月18日(日本時間19日)に米・カリフォルニア州サンバーナーディーノのリングに上がり、マヌエル・アビラ(メキシコ)=26勝(9KO)2敗1分=に初回KO勝ち。
試合後、噂に上がっているロマチェンコとの対戦に付いて問われたスアレスは、「全ては私のプロモーターであるサンプソン・リューコーイッツ次第です。私は彼を完全に信頼しています。彼は、どの試合が私にとって最適かを理解しています。ロマチェンコが優れたファイターでありボクサーであることは、私たちも承知しています。」と語り、ロマチェンコ戦を否定しなかった。

ナバレッテvsスアレス再戦の話が出て来ない中、ナバレッテは10月24日(日本時間25日)に米・テキサス州サンアントニオで、WBC世界同級王者オシャキー・フォスター(米)=25勝(12KO)3敗=との対戦話が進み、フォスターは既に契約書に署名し本決まりと伝えられたが、ナバレッテのマネジャー、アレハンドロ・ブリトはこれを否定。
「いいえ、まだです。このような試合を正式に決着させるには、関係者全員が合意する必要があります。私たちはまだ合意に至っていません」(ブリト)
”関係者全員の合意”とは、ナバレッテが次に対戦を義務付けられているスアレスの合意が必要だと思われたが、スアレスがロマチェンコと対戦するならば、これは解決される事になる。ロマチェンコvsスアレスの勝者が、ナバレッテvsフォスターの勝者と対戦。ここを勝ち抜いた者が3団体統一王者となる。
スアレスはロマチェンコと対戦する事で高額のファイトマネーを得る事が出来るし、ロマチェンコが勝てば一気に3団体統一王者へ挑戦するチャンスを得る事が出来、全てがうまく行くことになる。正式発表が待たれます。
