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8月29日(日本時間30日)、英・ロンドンのO2アリーナで開催されたクイーンズベリー・プロモーション興行のメインイベント。IBF世界ヘビー級王座決定戦。同級3位(2位は空位)モーゼス・イタウマ(英)=14戦全勝(12KO)=と、同級4位フィリップ・フルゴビッチ(クロアチア)=20勝(15KO)1敗=の一戦は、フルコビッチが9回2分27秒TKO勝ち。

初回、サウスポーのイタウマは左ボディストレートから出発。プレスを掛けフルゴビッチを揺さぶり、顔面への左ストレート、右フックをヒット。2回、出合頭にイタウマの右フックが決まりフルゴビッチは右グローブをキャンバスへタッチ。8カウントを聞く。終了間際、イタウマの左ストレート、右フックがヒット。

3回、立ち上がりのイタウマの攻勢を凌いだフルゴビッチが右ストレート、左フックで前進。イタウマは左ストレート、右フックをカウンターで合わせる。4回、再びイタウマがプレスを掛ける。フルゴビッチは足を使い動くが、イタウマの左ストレートがヒット。

5回、ジャブからフェイントを交え上下へパンチを散らすイタウマに対し、フルゴビッチも右ストレート、左フックを返す。終了間際、イタウマの左アッパーがヒット。6回、イタウマが上下への左ストレート、右フックで攻めるが、フルゴビッチも右ストレートで反撃。両者打ち合う。

Filip Hrgovic vs. Moses Itauma
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7回、フルゴビッチは被弾しながらもイタウマの攻勢によく耐えている。イタウマの攻勢も一息だが、終了間際、左ボディから強烈な右フックを返す。8回、イタウマの左ボディストレート、右フックでフルゴビッチは後退。連打で攻めかかるイタウマに、フルゴビッチも意を決したように打ち合い、危険なパンチが交錯。

9回、フルゴビッチが出る。体ごと叩き付けるような右ストレートで前進。イタウマ後退。追うフルゴビッチ。共に疲労の色が濃く、死力を尽くした打ち合いとなる。イタウマは鋭い左ストレート、右フックを打ち込むが、フルコビッチも譲らず右ストレートを返す。イタウマの足元が揺れる。

限界を超えフラフラとなりコーナーに詰まったイタウマに、フルゴビッチの右ストレートが決まりイタウマが崩れ落ちると、レフェリーは試合をストップ。コーナーからも白いタオルが投げ入れられていた。まさかの結末。フルゴビッチが劇的な逆転KOで王座を奪取。好ファイト。9回はこれまでの年間最高ラウンド。

Filip Hrgovic
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イタウマはマイク・タイソン(米)の20歳5ヶ月に継ぐ、21歳8ヶ月での世界ヘビー級王座奪取はならず。フルゴビッチは辛抱強く戦い、イタウマの若さを突いた。初防衛戦は同級1位フランク・サンチェス(キューバ)=26勝(19KO)1敗=との対戦を義務付けられている。

セミファイナル。WBOインターナショナルライト級王座決定10回戦。WBC、WBO世界同級4位、IBF9位サム・ノークス(英)=18勝(16KO)1敗=と、元WBO世界同級王者デニス・ベリンチク(ウクライナ)=19勝(9KO)1敗=の一戦は、ノークスが判定勝ちで新王者。

38歳のべリンチクは昨年2月にキーショーン・デービス(米)=15勝(10KO)無敗1NC=に4回KOで敗れ世界王座を失って以来の再起戦。試合は開始からべリンチクがサウスポーへのスイッチを織り交ぜながらフットワーク全開で動き回る。追うノークスも最後までべリンチクの足を止められず決定打を打ち込めなかったが、手数、ヒットで大きく上回り無難な判定勝ち。スコアは100-90、99-91、98-92。

Sam Noakes
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BBBofC(英国ボクシング管理委員会)&CBC(コモンウェルス・ボクシング・カウンシル)ウェルター級タイトルマッチ12回戦。王者でWBO世界同級13位コンスタンティン・ウルス(英)=15戦全勝(6KO)=に、挑戦者ベン・ヴォーン(英)=12勝(4KO)2敗=が挑んだ一戦は、5回にカットしたヴォーンの右目上の負傷により8回3秒、ウルスがドクターストップによるTKO勝ち。

WBOグローバル・ヘビー級タイトルマッチ10回戦。王者でWBA世界同級6位、WBO11位にランクされるネルソン・ハイサ(アルバニア)=24戦全勝(22KO)=に、挑戦者トーマス・ナルモ(ノルウェー)=14戦全勝(14KO)=が挑んだ一戦は、ハイサが2回36秒TKO勝ち。

これまで初回KOが7度、全て4ラウンド以内で試合を終わらせて来たナルモだが、第2ラウンド、ハイサの右ストレートをテンプルに喰いダウン。立ち上がったがレフェリーは再開を許さず、試合はあっさり決着。

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