8月28日、タイ・バンコク近郊バンクラソのセントラル・ノースビルで開催されたナコンルアン・プロモーションの定期興行「NKLボクシング:ロード・トゥ・ワールド・チャンピオン」のメインイベントで行われた、ABF(アジアボクシング連盟)バンタム級王座決定10回戦。

39歳の元WBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)=59勝(47KO)7敗1分=と、44歳の元WBC世界フライ級王者ソニー・ボーイ・ハロ(フィリピン)=45勝(32KO)16敗5分=の一戦は、シーサケットが2回TKO勝ち。

下降線を辿りながらもリング活動を継続しているシーサケットに対し、2012年3月にタイ・チョンブリで、通算23度(暫定含)防衛のWBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)へ挑戦。4度のダウンを奪い6回TKO勝ちで世界王座を強奪した過去を持つハロ。

しかし、現在は2連続KO負け中で、2022年8月の試合を最後にリングから遠ざかり、ほぼ引退状態。4年ぶりの戦いは試合になるのだろうかと心配されたが、結果は予想された通リで、ハロの大ぶりな右フック、左ボディをがっちりとブロックで受け止めたシーサケットが、左アッパーを打ち込むとハロはカウント9のダウン。

再開後、シーサケットがハロに詰め寄り、さして強いとも思えない左ストレートが決まり、再びハロがキャンバスへ落下すると試合はあっさりストップ。全く試合にならなかった。