12月に対戦が予定されていた、東京五輪ライト級銀メダリストで、IBF世界ライト級7位、WBC10位にランクされるキーショーン・デービス(米)=9勝(6KO)無敗1NC=と、元2階級制覇王者でWBC世界スーパーライト級10位のホセ・ペドラザ(プエルトリコ)=29勝(14KO)5敗1分=のライト級10回戦は、来年2月8日(日本時間9日)に米・ラスベガスで開催されるトップランク興行に組み込まれた。
同日のメインはWBO世界スーパーライト級王者テオフィモ・ロペス(米)=19勝(13KO)1敗=に、同級10位ジャメイン・オルティス(米)=17勝(8KO)1敗1分=が挑むタイトル戦で、試合会場はマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノのミケロブ・ウルトラ・アリーナが有力と見られている。
当初、デービスとペドラザの対戦は12月9日(日本時間10日)に、米・フロリダ州ペンブロークパインズで行われる予定だったが、デービスは10月14日(日本時間15日)に米・テキサス州ローゼンバーグで行われた、ナヒール・オルブライト(米)=16勝(7KO)2敗1NC=戦で判定勝利を収めた後、薬物検査でマリファナの陽性反応が検出された事により、テキサス州コミッションは試合結果を無判定、ノーコンテストに変更。デービスには90日間の出場停止処分が科せられ、延期されていた。
マリファナは米国では23の州で合法であり、UFC、NBA、MLB、NHLの禁止薬物リストには入っておらず、トップランクのボブ・アラムは、マリファナの非犯罪化を熱烈に支持。「我々はキーショーンを全面的にサポートし、来年早々のリング復帰を楽しみにしています」と話していた。