IBF女子世界フライ級王者ガブリエラ・フンドラ(米)=12戦全勝(5KO)=の初防衛戦は、来年1月27日(日本時間28日)に米・アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで開催される、ハイメ・ムンギアvsジョン・ライダーをメインとする、DAZN放映のゴールデン・ボーイ・プロモーション興行で、同級5位クリスティーナ・クルス(米)=6戦全勝=を相手に行う事で最終調整されている。

元WBC世界スーパーウェルター級暫定王者セバスチャン・”タワーリング・インフェルノ “・フンドラ(米)の実妹で、21歳の長身(175センチ)サウスポー、フンドラは、10月21日(日本時間22日)に米・カリフォルニア州イングルウッドで、アレリー・ムシーニョ(メキシコ)=32勝(11KO)4敗2分1NC=を、一方的な5回KOで破りIBF王座を獲得。

王座獲得第一戦は、来年1月6日(日本時間7日)に米・ラスベガスで、WBA、WBC、WBO王者マーレン・エスパルサ(米)=14勝(1KO)1敗=との4団体王座統一戦が計画されていたが、エスパルサがWBOから前王者ガブリエラ・アラニス(亜)=14勝(6KO)1敗=との再戦を義務付けられた事で、これは後回しになった。

挑戦者のクルスは41歳。プロキャリア6戦のうち8回戦の経験は2試合のみだが、8月に元IBF女子世界ミニマム級王者ナンシー・フランコ(メキシコ)=19勝(5KO)18敗2分=に勝っている。しかし、ムシーニョ戦を見る限り、フンドラの勝利は動かないだろう。