WBAが指令していた世界フェザー級挑戦者決定戦。同級5位ビクター・モラレス(米)=19勝(9KO)無敗1分=と、同級6位ルイス・ヌニェス(ドミニカ)=19戦全勝(13KO)=の一戦は、3月16日(日本時間17日)に米・ラスベガスのザ・コスモポリタン、ザ・チェルシーで開催される、DAZN放映のゴールデン・ボーイ・プロモーション主催興行に組み込まれた。同日のメインはウィリアム・セペダvsマキシ・ヒューズのWBA&IBF世界ライト級挑戦者決定12回戦。

モラレスはG・B・P所属の26歳。昨年4月29日(日本時間30日)に米・テキサス州アーリントンで行われた、WBAインターコンチネンタル・同級王座決定戦で、元ランカーのディエゴ・デラホーヤ(メキシコ)=24勝(11KO)2敗1NC=を、第2ラウンド、左フック一発でテンカウントKO。9月にエドウィン・パロマレス(メキシコ)=18勝(9KO)5敗2分=を判定で破りV1に成功。唯一の引き分けは2021年12月に戦った、元トップアマのルディ・ガルシア(米)=13勝(2KO)1敗1分=戦でのもの。

一方のヌニェスは、デビッド・ベナビデス(米)、セバスチャン・フンドラ(米)らをサポートする、サンプソン・リューコーイッツ(ウルグアイ・米在住)によりプロモートされている24歳で、米・ニューヨーク在住。昨年4月に米・カリフォルニア州カーソンで、クリスチャン・オリボ(メキシコ)=21勝(7KO)1敗1分=に初黒星を与え、IBFインターナショナル・同級王座を獲得している。

この試合の勝者は3月2日(日本時間3日)に米・ニューヨーク州ヴェローナのターニング・ストーン・リゾート&カジノで開催される、同級1位オタベク・ホルマトフ(ウズベキスタン)=11戦全勝(10KO)=と、同級2位レイモンド・フォード(米)=14勝(7KO)無敗1分=による、WBA世界同級王座決定戦勝者への、指名挑戦権を獲得する。