2月16日(日本時間17日)、タジキスタンのドゥシャンベで開催された、IBF世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦。同級3位シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)=17勝(14KO)1敗1分=と、同級4位エドゥアルド・ヌニェス(メキシコ)=25勝(25KO)1敗=の一戦は、ヌニェスが11回TKO勝ち。王者ジョー・コルディナ(英)=17戦全勝(9KO)=への挑戦権を獲得した。
完全アウェーのリングでヌニェスはインファイトを敢行。ラヒモフのボディを攻め、序盤から繰り広げられた主導権争いを握る。中盤から失速気味となったラヒモフを追ったヌニェスは、、迎えた第11ラウンド、ラヒモフをロープ際に追い詰め、怒涛の連打。上体を丸めガードするだけのラヒモフの背中がロープにもたれかかると、マーク・ネルソン(米)主審は試合をストップ。
この試合の興行権は入札で、ラヒモフ擁するロシアのRCCボクシング・プロモーションが、30万5千ドル(約4430万円)で落札に成功。ヌニェスのプロモーター、エディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングは17万9500ドル(約2610万円)だった。