WBA世界フェザー級4位ミルコ・クエロ(アルゼンチン)=13戦全勝(11KO)=が、3月30日(日本時間31日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される、アマゾン・プライム・ビデオ・PPVで放映されるプレミア・ボクシング・チャンピオンズ興行に出場。セグンド・パディージャ(エクアドル)=10戦全勝(8KO)=とグローブを交える。

23歳のクエロは、2020年11月に米国でプロデビュー。これまで、自国以外にコロンビア、メキシコ、パナマ、ウルグアイのリングでキャリアを積み重ねて来た。

昨年9月15日(日本時間16日)に米・テキサス州サンアントニオのテックポート・ボーイング・センターで開催されたPBC興業では、元トップアマのルディ・ガルシア(米)=13勝(2KO)1敗1分=と対戦し、99‐90×3のスコアで判定勝ち。身長170センチ、オーソドックスタイルから放たれるストレートパンチは、スピード威力共に十分。

WBA世界同級は同級1位オタベク・ホルマトフ(ウズベキスタン)=11戦全勝(10KO)=と、同級2位レイモンド・フォード(米)=14勝(7KO)無敗1分=による王座決定戦が、3月2日(日本時間3日)に米・ニューヨーク州ヴェローナのターニング・ストーン・リゾート&カジノで開催。

同級5位ビクター・モラレス(米)=19勝(9KO)無敗1分=と、同級6位ルイス・ヌニェス(ドミニカ)=19戦全勝(13KO)=による、挑戦者決定戦が、3月16日(日本時間17日)に米・ラスベガスのザ・コスモポリタン、ザ・チェルシーで開催される、DAZN放映のゴールデン・ボーイ・プロモーション興行で行われる事が決まっている。

同級3位にはスティーブン・フルトン(米)=21勝(8KO)1敗=がランクされているが、クエロが順当にキャリアを伸ばして行けば、来年には世界タイトル挑戦のチャンスも巡って来るだろう。今後に注目。