3月30日(日本時間31日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われた、WBO世界スーパーウェルター級&WBC世界同級王座決定戦で、セバスチャン・フンドラ(米)=21勝(13KO)1敗1分=に判定で敗れ、まさかの王座陥落となった前WBO王者ティム・チュー(オーストラリア)=24勝(17KO)1敗=の再起戦が、WBA世界スーパーウェルター級1位、WBC6位、WBO7位バージル・オルティスJr(米)=20戦全勝(20KO)=を相手に計画されている。

試合は8月3日(日本時間4日)に米・ロサンゼルスで開催される、イスラエル・マドリモフvsテレンス・クロフォード興行に組みこまれる予定。

しかし、オルティスJrは、4月27日(日本時間28日)に米・カリフォルニア州フレズノのセーブマート・アリーナで開催される、ゴールデン・ボーイ・プロモーションで、元世界挑戦者のトーマス・デュロルメ(プエルトリコ)=26勝(17KO)6敗1分=と対戦が決まっており、これに無傷で勝つ事が条件となる。

サウジアラビア王子で政府系ファンドを管理し、エンターテインメントのための資金管理をしている、トゥルキ・アラルシク大臣による、初の米国進出興行は、レオ・サンタ・クルスvsアブネル・マレス、イサック・クルスvsホセ・バレンズエラ、アンディ・ルイスvsジャレル・ミラーなどもセットされ、興味深い興行となっている。

また、自分が見たいと思うカードをマッチアップするというアラルシク大臣は、5月6日に東京ドームで開催される、井上尚弥vsルイス・ネリを観戦する為に来日を予定。井上選手の試合をサウジアラビアで開催する気は満々で、実現が期待されます。