IBF世界ライト級3位にランクされるワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=17勝(11KO)3敗=と、同級2位(1位は空位)ジョージ・カンボソスJr(豪)=21勝(10KO)2敗=による、同級世界王座決定戦が来年4月14日にオーストラリアで開催する計画が進んでいる。
ライト級4団体統一王者(WBCは休養王者)デビン・ヘイニー(米)=30戦全勝(15KO)=は、12月9日(日本時間10日)に米・カリフォルニア州サンフランシスコで、WBC世界スーパーライト級王者レジス・プログレイス(米)=29勝(24KO)1敗=に挑戦することが決まっているが、勝敗にかかわらずライト級に戻って戦う事はないと見られている。
ロマチェンコは5月にヘイニーに敗れた後、シャクール・スティーブンソン(米)=21戦全勝(10KO)=との、WBC王座決定戦出場を辞退し年内の休養を選択したが、ボブ・アラムは2024年にカンボソスJrと、IBF王座を争う事になる可能性を示唆していた。
ロマチェンコにとってカンボソスJrは噛み合う相手と思われ、よほどのアクシデント、衰えがない限り、世界王座復帰を果たすと見るが、果たしてどうか。