4月25日(日本時間26日)、メキシコ・レイノサのアドルフォ・ロペス・マテオス野球場のリングに、元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)=55勝(35KO)7敗1分1NC=が登場。17試合が組まれた興行のメインイベントのクルーザー級10回戦で、ジョン・カイセド(コロンビア)=13勝(5KO)1敗=と対戦。
40歳のチャベスJrは10回戦が2度目という21歳のカイセドに対し、11ポンド重い体格差を活かし試合開始からプレスを掛け攻め込むと、迎えた第3ラウンド、いきなりの左フックを決めダウンを奪う。カイセドはキャンバスへ右膝を付いたまま、あっさりとテンカウントを聞いた。

チャベスJrはジェイク・ポール(米)=12勝(7KO)2敗=に敗れた後、米国での不法滞在を理由に、米国移民税関捜査局(ICE)によって逮捕され、メキシコへ身柄を引き渡されると、ソノラ州の連邦刑務所に収監された。当局は、組織犯罪への関与に加え、人身売買、武器密輸、麻薬密売の容疑で捜査を開始。
しかし、その後保釈され、刑務所外で法的手続きを続けることになったが、シナルオア・カルテルとの関与が疑われている。
出所後、これで2連勝となったチャベスJrは、5月2日(日本時間3日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われる、WBA、WBO世界クルーザー級王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)=48勝(30KO)1敗=が、WBC世界ライトヘビー級、WBA世界同級レギュラー王者デビッド・べナビデス(米)=31戦全勝(25KO)=の挑戦を受ける試合の勝者へ、年末に挑戦したい意向を明らかにしている。

4月25日(日本時間26日)、メキシコ・トレオンで開催された、WBC FecarBox(中央アメリカボクシング連盟)フライ級王座決定10回戦。WBC、IBF世界フライ級6位、WBA12位ホセリート・ベラスケス(メキシコ)=22勝(14KO)1敗1分=と、アンドレス・オリバス(メキシコ)=24勝(7KO)無敗1分2NC=の一戦は、ベラスケスが6回終了TKO勝ち。
試合開始からジャブを突き、右ストレートを打ち込み優位に立ったベラスケスは、4回には強烈な左ボディを決めオリバスの上体を丸めさせる。ベラスケスの一方的な攻勢によく耐えていたオリバスだが、7回開始のゴングに応じる事が出来ず試合はストップ。
32歳のベラスケスは2022年12月に米・アリゾナ州グレンデールで、元WBC世界フライ級王者のクリストファー・ロサレス(ニカラグア)=38勝(23KO)8敗=に10回判定で敗れ初黒星を喫して以来、これで8連勝となった。
