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4月25日(日本時間26日)、米・ネバダ州ラスベガスのフォンテインブルー・ラスベガスで開催された、マッチルーム・ボクシング興行のメインイベント。WBA世界ヘビー級挑戦者決定12回戦。同級2位レニエル・ペロ(キューバ)=13戦全勝(8KO)=と、同級9位ジャレル・ミラー(米)=27勝(22KO)1敗2分=の一戦は、ミラーが判定勝ち。

138.4キロのミラーは左を伸ばしジワリとプレスを掛け前進。右ストレートを打ち込む。114キロのサウスポーペロは、ガードを高く上げ下がりながら、左ストレート、右フックを放つ。3回、接近戦となりミラーがボディ攻撃から左右フックでペロを押し込む。

4回、ミラーのローブローで試合は中断されたが、巨体を利して前に出るミラーが左右フックから右アッパーで押しみ優勢。5回、ミラーの肉弾戦の前にペロは消耗が激しい。6回、左右フックで押し込むミラー。ペロはロープを背にボディから右フックを返す。

Jarrell Miller
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7回、両者巨体を寄せ合ってのスローな打ち合いとなるが、互いに決めてを欠く。8回、ミラーがペロをコーナーに押し込み右フックを強打。9回、終盤、ミラーがペロを押し込み左右フックの連打。ペロは苦しい。10回、巨体のミラーは前進。ペロはロープを背にしての戦いが続く。11回、ペロが手数を増やし盛り返す。最終ラウンド、接近戦で両者共に左右フックを交錯し合う中、試合終了ゴング。

公式スコアはスティーブ・ワイスフェルド(米)117-111、デビッド・サザーランド(米)117-111、ティム・チータム(米)115-113で、いずれもミラー。37歳のミラーが世界王座への挑戦権獲得に成功した。

セミファイナルのWBOラテン・ライト級タイトルマッチ10回戦には、マッチルーム・ボクシングと契約し、この試合が米国初戦となるWBO世界同級2位、IBF6位、WBC13位にランクされるアラン・アベル・チャベス(アルゼンチン)=21戦全勝(18KO)=が登場。元王者ミゲル・マドゥエノ(メキシコ)=31勝(28KO)4敗=の挑戦を受けた。

25歳のサウスポー、チャベスは開始からプレスを掛け左ストレートをボディに伸ばす。顔面への左ストレートで早くもマドゥエノの膝が揺れた。2回、マドゥエノの右ストレートは届かず、チャベスは左右アッパーのボディ打ちから右フックを返す。

Alan Chaves
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3回、不用意に前に出たマドゥエノにチャベスの左ショートが決まると、マドゥエノは仰向けに倒れキャンバスへ大の字。ハーヴェイ・ドック(米)主審がカウントを数えるが、マドゥエノはピクリとも動かずカウント途中で試合をストップ。KOタイム3回1分26秒。

2024年7月に前WBO世界ライト級王者キーショーン・デービス(米)=14勝(10KO)無敗1NC=とグローブを交え、10回判定負けの記録を残しているマドゥエノだが、チャベスの強打の前にはひとたまりもなかった。直近の5試合を全て4回以内で終わらせているチャベスの強打は本物。世界王座挑戦の時が待たれます。

スーパーウェルター級10回戦。IBF世界同級9位フレウディス・ロハス(米)=15戦全勝(11KO)=と、ダミアン・ソサ(メキシコ)=26勝(13KO)3敗=の一戦は、大激戦の末にソサが判定勝ち。

サウスポーのロハスはジャブを軸に左ストレート、左ボディアッパーを交え、インファイトを仕掛けて来るソサの前進をストップ。序盤戦を抑えた。しかし、しつこく喰い下がるソサは5回、ボディ攻撃から接近戦に持ち込み、ショートレンジで左右アッパーを突き上げ、ロハスを窮地に追い込む。

damian-sosa-vs-Freudis Rojas
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6回、ソサは右ストレートを放ち前進。右ボディが入るとロハスはダウン。再開後、ソサは左フックをクリーンヒット。ロハスをショート連打で追い優勢。7回、接近戦となりロハスもボディ打ちから左ストレートを放つが、ソサの手数は落ちず左右アッパー、ボディ攻撃が上回る。

8回、ロハスは再び距離を取ろうとするがソサの前進は止まらず、接近戦での打ち合いとなりソサの連打がロハスを襲う。ロハスは徐々にダメージを蓄積させていった。9回、開始早々ロハスのダメージがチェックされるが試合は続行。疲労の色濃いロハスは足を使い懸命に手を出すが、ソサは距離を詰めショート連打。

最終ラウンド、ロハスの左ストレートも当たるがソサは意に介さず前進。左右フック、アッパー連打でしつこくロハスを追いまくり試合終了ゴング。公式スコアはジャッジ三者が揃って96-93。番狂わせの勝利でソサが世界ランキング入りを決めた。

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