9月18日、東京・有明アリーナで開催された、51.2キロ契約8回戦。今年4月にWBC世界ライトフライ級&WBAスーパー王者寺地拳四朗(BMB)=21勝(13KO)1敗=選手の持つ王座に挑戦し、大激戦の末に9回TKOで敗れたWBA世界ライトフライ級6位、WBC世界フライ級12位アンソニー・オラスクアガ(米・50.9キロ)=5勝(3KO)1敗=と、2020年11月にWBO世界スーパーフライ級王者中谷潤人(M・T)=25戦全勝(19KO)=選手と、空位だったWBO世界フライ級王座を争い8回KO負けを喫している、WBO世界フライ級5位ジーメル・マグラモ(比・51.2キロ)=28勝(23KO)3敗=の一戦は、オラスクアガが7回2分52秒TKO勝ち。
世界ランカー同士の8回戦は初回から見ごたえのある打撃戦を展開。初回から右を功打しオラスクアガを押し込んだマグラモは、キャリアを活かした攻撃で一発の威力で上回るオラスクアガの攻撃を遮断。上手い戦いを見せていたが、迎えた第7ラウンド、一転、前に出たオラスクアガはマグラモのボディを攻め後退させると、右ストレートからの一気の連打でレフェリーストップに持ち込んだ。好試合。