元4団体統一世界スーパーライト級王者ジョシュ・テイラー(英)=19勝(13KO)3敗=と、WBC&IBF世界同級4位、WBO5位、WBA6位ジャック・カテロール(英)=28勝(13KO)1敗=の再戦が、4月27日(日本時間28日)に英・リーズのファースト・ダイレクト・アリーナで開催される事が決定。放映は米国ではESPN+、カナダ以外ではDAZNで放送される予定。

2022年2月26日(日本時間27日)に英・グラスゴーで、4団体統一王者テイラーにカテロールが挑戦した初戦は、カテロールが試合の主導権を握り、8回にはダウンを奪い優勢の内に終了ゴングを聞いたが、英国人ジャッジ3人のスコアは、114-111、113-112テイラーと、113‐112カテロールのスプリットで勝者はテイラー。

この判定は大いに物議をかもし、英・下院議長が警察に調査を依頼し大騒動に発展。ウェルター級転向を目指していたテイラーは、カテロールとの再戦に舵を取らざるを得なくなり、4団体から承認されていた王座はWBOのみとなり、2023年3月に一度は再戦が決まったが、テイラーの足底筋膜断裂によりキャンセルされていた。