昨年10月28日(日本時間29日)にメキシコ・カンクンで、WBC世界スーパーフェザー級王者オシャキー・フォスター(米)=21勝(12KO)2敗=に指名挑戦。大激戦の末に最終ラウンド、残り22秒で逆転TKO負けを喫した、WBC世界同級3位エドゥアルド・”ロッキー”・エルナンデス(メキシコ)=34勝(31KO)2敗=が、4月6日(日本時間7日)に米・ラスベガスのフォンテーヌブロー・ラスベガスで開催される、DAZN放映のマッチルーム・ボクシング興行で、再起戦(対戦相手未定)を行う。

同日のメインカードはIBF世界スーパーライト級3位リチャードソン・ヒッチンズ(米)=17戦全勝(7KO)=と、同級8位グスタボ・レモス(アルゼンチン)=29戦全勝(19KO)=による、同級指名挑戦者決定12回戦で、WBAインターナショナル&WBC米国スーパーミドル級王者でWBO2位、WBC&IBF4位、WBA7位のディエゴ・パチェコ(米)=20戦全勝(17KO)=に、挑戦者ショーン・マッカルマン(米)=15戦全勝(7KO)=が挑む12回戦も行われる。

26歳のエルナンデスはフォスターに敗れた後、「出来るだけ早く再戦したい」と悔しさをあらわにしていたが、フォスターはエルナンデス戦後にボブ・アラムのトップランクとマルチ契約を締結。2月16日(日本時間17日)に米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン・シアターで、同級12位アブラハム・ノヴァ(米)=23勝(16KO)1敗=と2度目の防衛戦を行う事が決定。

ビジネス的にエルナンデスは今後、フォスターとの再戦ではなく、他団体の王座を目指す事になる。どんな対戦相手が選ばれるのか注目。