IBF世界スーパーライト級王者スブリエル・マティアス(プエルトリコ)=20勝(20KO)1敗=は、次戦へ向けメキシコ・ヒキピりコへ出発。すでに同地でトレーニングを開始している、エマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と合流し、2週間の高地キャンプを行う。マティアスをマネージメント&プロモートするフレッシュ・プロダクションのフアン・オレンゴは、6月か7月にプエルトリコで、WBO8位、WBC14位リアム・パロ(オーストラリア)=24戦全勝(15KO)=と防衛戦を行う計画が90%進んでいる事を示唆。

マティアスはプレミアム・ボクシング・チャンピオンズとの契約が終了し、現在はフリーエージェントとなっているが、「次の試合はPBCとは組まない」と断言。パロがプエルトリコで自らの王座に挑戦する全ての条件に同意している事も明らかにし、自らも同意している事を認めた。パロと契約するマッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンは、1年前からマティアスと接触し、契約の機会を伺っていた。

オレンゴは6月から7月の間に、サンフアンのロベルト・クレメンテ・コロシアムか、ホセ・ミゲール・アグレロット。またはバヤモンのルーベン・ロドリゲス・コロシアムで、試合は行われる事になるとしている。

ハーンは4月6日(日本時間7日)に米・ラスベガスのフォンテーヌブロー・ラスベガスで行われる、IBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦で、同級8位グスタボ・レモス(アルゼンチン)=29戦全勝(19KO)=と対戦する、同級3位リチャードソン・ヒッチンズ(米)=17戦全勝(7KO)=とも契約しており、マティアスと複数試合の契約を締結する可能性が高い。