7月6日(日本時間7日)、米・カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催された、37歳の元IBF、WBA世界ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(米)=37勝(30KO)4敗=の、約2年5ヶ月ぶりの復帰戦。WBA、WBO世界ミドル級4位、WBC5位、IBF7位にランクされるシェーン・モズリーJr(米)=21勝(12KO)4敗=との10回戦は、モズリーJrが判定勝ち。

前日計量で契約されたスーパーミドル級リミットの168ポンドを下回る167.6ポンドで計量をクリアしたモズリーJrに対し、ジェイコブスは1.2ポンドオーバーの169.2ポンドを記録。両陣営の話し合いにより試合は行われたが、ジェイコブスに過日の面影なく、良い所なく敗れ去った。スコアは100-90、99-91、99-91。

カリフォルニア州コミッションから発表された、モズリーJrのファイトマネーは16万ドル(約2570万円)。ジェイコブスは10万ドル(約1600万円)となっている。

ジェイコブスはブランク中も「ずっとトレーニングを続けていた」と語り、もう一度世界王者になる事を目標としたカムバックだったが、いよいよグローブを吊るす時が来たと見る向きは多い。