WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(大橋)=25戦全勝(22KO)=選手と、IBF&WBAスーパー王者マーロン・タパレス(フィリピン)=37勝(19KO)3敗=による、4団体王座統一戦が、12月26日に東京・有明アリーナで開催される事が、正式発表。試合には現在空位のリング誌のベルトが賭けられる事も決定した。放映はNTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信される。
井上選手は世界バンタム級の4団体王座統一まで約4年間を擁したが、7月に階級を上げスティーブン・フルトン(米)の持つWBC&WBO王座を8回TKOで攻略。その後、僅か5ヶ月で2階級目の4団体王座統一のチャンスに恵まれた事に感謝。「ものすごいでかい試合」と位置付けながら、「圧倒的な強さを見せて勝ちたい。見て頂く方にはKO決着をお見せしたい」と宣言。
4月にムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)=11勝(8KO)1敗=を判定で破り、IBF&WBAスーパー王座を獲得したサウスポーのタパレスは、現在ラスベガスでトレーニング中。その後、11月にフィリピンに戻っての最終調整を経て、日本に乗り込んで来る。いよいよ実現、大いに楽しみです。