来年2月22日(日本時間23日)にサウジアラビア・リヤドで開催される、”リヤド・シーズン”の全カードが正式発表。メインカードは、4団体統一世界ライトヘビー級王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア→カナダ)=21戦全勝(20KO)=と、前WBAスーパー王者でWBA、WBC、WBO1位にランクされるドミトリー・ビボル(ロシア)=23勝(12KO)1敗=のダイレクトリマッチ。

両者は10月12日(日本時間13日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで対戦。激闘の末にべテルビエフが2-0判定勝ちを収め、4団体統一王者となったが、ビボルの勝利を推す声も多く、今度も激しいせめぎ合いが予想される。

IBF世界ヘビー級王者ダニエル・デュボア(英)=22勝(21KO)2敗=は、元WBO王者で現在WBO暫定王者のジョセフ・パーカー(ニュージーランド)=35勝(24KO)3敗=と対戦。

WBC世界ライト級タイトルマッチ。王者シャクール・スティーブンソン(米)=22戦全勝(10KO)=に、WBA世界同級2位、WBO6位、IBF12位にランクされる22歳の俊英、フロイド・スコフィールド(米)=18戦全勝(12KO)=が世界初挑戦。

WBC世界ミドル級タイトルマッチ。王者カルロス・アダメス(ドミニカ)=24勝(18KO)1敗=は、同級1位ハムザ・シーラーズ(英)=21戦全勝(17KO)=との指名防衛戦に臨む。

WBC暫定世界スーパーウェルター級タイトルマッチ。暫定王者バージル・オルティスJr(米)=21戦全勝(20KO)=に、前WBA世界同級王者イスラエル・マドリモフ(ウズベキスタン)=10勝(7KO)1敗1分=が挑戦。

マドリモフは12月21日(日本時間22日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで、前WBC世界スーパーウェルター級暫定セルヒイ・ボハチュク(ウクライナ・米在住)=24勝(23KO)2敗=と対戦する事が決まっているが、今のところそれがキャンセルとの報はなく、マドリモフが無傷で勝利すれば、オルティスJrと対戦する事になる。

WBO暫定世界ライトヘビー級タイトルマッチ。暫定王者ジョシュア・ブアッツィ(英)=19戦全勝(13KO)=に、元WBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(英)=30勝(22KO)2敗=が挑戦。

WBC暫定世界ヘビー級王座決定戦。同級2位アジット・カバイエル(ドイツ)=25戦全勝(17KO)=と、同級4位チャン・ツィーレイ(中国)=27勝(22KO)2敗1分=が対戦する。

アメリカ、イギリスの有力プロモーターが結集して行われるサウジアラビア興行。豪華なカードのそろい踏み。凄いです。