11月4日、フィリピン・タグビラランのボホール・ウィズダム・スクール・ジムで開催された、WBOグローバル・ライトフライ級王座決定戦。IBF7位、WBC14位レジー・スガノブ(フィリピン)=13勝(4KO)1敗=と、WBA10位ロナルド・チャコン(ベネズエラ)=30勝(22KO)2敗1分=の一戦は、スガノブが第4ラウンドにダウンを奪い判定勝ちで新王者。スコアは120-107、119-108、119-108の3-0。

スガノブは7月2日(日本時間3日)にIBF1位の指名挑戦者として南アフリカに乗り込み、王者シベナティ・ノンティンガ(南ア)=12戦全勝(9KO)=の持つ王座に挑戦し、12回判定負けを喫して以来の再起戦に勝利。再び世界上位進出を目指す。

一方、負け越し選手を相手に勝利を重ねランキングを上げて来たチャコンは、今年1月に名古屋で行われたIBF2位決定戦で、前WBC王者の矢吹正道(緑)=15勝(14KO)4敗=選手に11回TKO負け。その後は地元リングで相変わらず格下を相手に戦い、2連続KO勝利を挙げていたが、やはり世界トップとの対戦では厳しい結果が待っていた。