12月15日、オーストラリア・シドニーのザ・スターで開催されたスーパーバンタム級12回戦。IBF&WBO世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア)=16戦全勝(7KO)=と、WBO14位チョン・リュー(中国)=19戦全勝(7KO)=の一戦は、グッドマンがリューを寄せ付けず12回大差の判定勝ち。スコアは120-108、119-109、118-111の3-0。
今年4勝目を挙げたグッドマンは、来年中には「世界チャンピオンになりたい」と宣言。12月26日に東京・有明アリーナで開催される、WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(大橋)=25戦全勝(22KO)=選手と、IBF&WBAスーパー王者マーロン・タパレス(フィリピン)=37勝(19KO)3敗=による、4団体王座統一戦勝者への挑戦を熱望している。
「地球上で最も偉大なボクサーである、イノウエとの世界タイトルを賭けた戦いを希望する」と言う、”オーストラリアの野獣”・グッドマンは、来年3月に米国デビュー戦に挑む計画がある。戦い続けながらチャンスを待つ、指名挑戦者グッドマンの今後に注目。