WBO世界スーパーライト級王者テオフィモ・ロペス(米)=19勝(13KO)1敗=の次戦は、来年2月8日(日本時間9日)に開催されるトップランク興行のメインで、同級10位ジャメイン・オルティス(米)=17勝(8KO)1敗1分=を挑戦者に迎え行われる事で最終調整に入った。試合会場は米・ラスベガスのマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノのミケロブ・ウルトラ・アリーナが有力と見られている。

ロペスは6月にジョシュ・テイラー(英)=19勝(13KO)1敗=に初黒星を与え王座を獲得。その直後、一時は引退を表明したが、すぐに撤回。今度が初防衛戦となる。一方のオルティスは、2022年10月にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=17勝(11KO)3敗=と対戦。12回判定負けを喫したが、大いに善戦し名前を売った。

両選手は2015年に全米ゴールデングローブ準々決勝で対戦し、ロペスが勝っている。プロの世界王座を賭けての再戦は、スピーディーな見ごたえある攻防戦が繰り広げられそう。そして、オルティスが最近になり、WBC世界スーパーライト級の新王者デビン・ヘイニー(米)=31戦全勝(15KO)=の実父ビルの指導を受けている事にも注目。