昨年11月24日にトヨタ・アリーナ東京で、現WBA世界バンタム級レギュラー王者の増田陸(帝拳)=11勝(9KO)1敗=選手とノンタイトル10回戦で対戦。5回1分27秒負傷判定負けを喫している、ホセ・カルデロン(メキシコ)=16勝(7KO)3敗=が、世界王座を賭けた再戦を希望。

増田選手との対戦では初回から被弾したものの、身長175センチ、185センチの長いリーチを駆使した連打で大いに善戦。自らの右目上の負傷により試合は途中で停止され、46-49、47-48、48-48のスコアで敗れた。

キャリア初の判定勝利となった増田選手は、「タフでした。リーチがあってボクシングをしっかり組み立てて来た。やりにくさを感じていました。今日の試合内容じゃ全然ダメ。一からやり直します」と、素直に苦戦を認めていた。

23歳のカルデロンはWBC15位だった世界ランクを失ったが、今年に入り、帝拳プロモーションと共同プロモート契約を締結した秋次克真(米・ロサンゼルス在住)=15勝(5KO)1敗=選手の日本凱旋試合の対戦相手に抜擢される。

Jose Calderon vs. Katsuma Akitsugi

4月11日に東京・両国国技館で、IBF世界バンタム級5位、WBO8位、WBC12位、WBA14位にランクされていた秋次選手と対戦したカルデロンは、機動力を駆使した豊富な手数と連打で秋次選手とのせめぎ合いを制し、96-94、96-94、95-95の判定勝ち。この試合はリングサイドで観戦したが、増田選手に善戦した力は本物だと感じさせられた。

しかし、この東京でのカルデロンの勝利はあまり評価されず、現在の世界ランクはWBC12位。再起戦に勝利した秋次選手がWBO8位、WBA12位にランクされているだけに、もうすこし評価されてもと感じさせられる。

最新試合は7月31日(日本時間8月1日)にメキシコ・メリダで行われたウーゴ・グアルネロス(メキシコ)=20勝(10KO)12敗2分=との10回戦で、初回から自在に攻め込んだカルデロンはグアルネロスを圧倒。グアルネロスは5回開始ゴングに応じる事が出来ず、5回TKO勝ち。

増田選手へのリベンジを誓うカルデロンの今後に注目。