WBC世界ミニマム級挑戦者決定戦。同級2位アレックス・ウィンウッド(オーストラリア)=4戦全勝(2KO)=と、同級3位ジョイ・キャノイ(フィリピン)=20勝(12KO)5敗2分1NC=の一戦は、6月12日にオーストラリア・シドニーのホーダーン・パビリオンで開催が決定。

東京五輪フライ級に出場したウィンウッドは、2022年11月にプロデビュー、2戦目でWBCインターナショナル・ライトフライ級王座を獲得すると、3戦目でミニマム級に転じ、インターナショナル王座を獲得している。

一方のキャノイは2022年12月に大阪で行われた、OPBF・東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦で堀川謙一(三迫)選手を7回TKOで破り王座を獲得。昨年は1試合のみで、ミニマム級へ落として世界挑戦へのチャンスを賭けた戦いに挑む。

ウィンウッドvsキャノイの勝者は、3月31日に名古屋国際会議場イベントホールで行われたタイトル戦で、重岡優大(ワタナベ)=8勝(5KO)1敗=選手に勝ち新王者となった、メルビン・ジェルサレム(フィリピン)=22勝(12KO)3敗=への指名挑戦者となる。