元WBO世界ライト級王者で、現在WBO世界ウェルター級1位にランクされるキーショーン・デービス(米)=15勝(10KO)無敗1NC=は、WBO世界同級王者デビン・ヘイニー(米)=33勝(15KO)無敗1NC=への挑戦が実現しなければ、前WBO王者でWBC世界同級4位、WBO5位、WBA6位、IBF10位のブライアン・ノーマンJr(米)=29勝(23KO)1敗2NC=との対戦を希望。既に両陣営は接触を開始している事を明かした。
デービスはヘイニーの実父でありマネジャー&トレーナーのビル・ヘイニーを罵倒し対戦を迫っているが、ヘイニーは4階級制覇のWBO世界スーパーライト級王者シャクール・スティーブンソン(米)=24戦全勝(11KO)=と、144ポンドのキャッチウェイトで対戦する事で同意。正式発表が待たれている。
昨年6月のWBO世界ライト級王座の初防衛戦で、前日計量リミット4.3ポンドオーバーにより王座を剥奪されたデービスは、挑戦者エドウィン・デ・ロス・サントス(ドミニカ)=17勝(15KO)2敗=陣営の対戦拒否により、地元でのメインイベント出場をキャンセルする失態を犯した後、スーパーライト級に転向。
今年1月31日(日本時間2月1日)に米・ニューヨークで行われた、WBO世界スーパーライト級挑戦者決定戦でジャメイン・オルティス(米)=20勝(10KO)3敗1分=を12回TKOで破り、王者スティーブンソンへの挑戦権を獲得。
5月16日(日本時間17日)には故郷のバージニア州ノーフォークで行われた、ナヒール・オルブライト(米)=17勝(7KO)3敗1NC=との再戦を12回判定で制したが、前日計量でスーパーライト級リミットを0.2ポンド超過。2度目の再計量でリミットをクリア。試合後、デービスはウェルター級に転向した。

一方のノーマンJrは昨年6月19日に東京・大田区総合体育館で、日本期待の佐々木 尽 (八王子中屋)=21勝(18KO)2敗1分=選手の挑戦を5回KOで一蹴。日本のファンを震撼させたが、11月22日(日本時間23日)にサウジアラビア・リヤドでヘイニーに判定負けを喫し王座から陥落。
デービスvsオルブライトのトップランク興行のセミファイナルで、元IBFインターナショナル同級王者ジョシュ・ワグナー(カナダ)=19勝(10KO)3敗=との再起戦に臨み、圧倒的な2回TKO勝利を飾っている。しかし、デービス同様前日計量では最初リミットの148ポンドを0.4ポンドオーバー。3度目でリミットをクリアしている。
また、ノーマンJrはヘイニー戦後、実父でメイントレーナーのノーマンSrとのコンビを解消。デリック・ジェームズを新たなトレーナーとして迎えたが、ワグナー戦ではロニー・シールズがチーフセコンドを務めた。
ヘイニーvsスティーブンソンと同じく、こちらも好カード。実現が待たれます。
