IBF世界ライト級5位マキシ・ヒューズ(英)=26勝(5KO)6敗2分=と、6位ウィリアム・セペダ(メキシコ)=29戦全勝(25KO)=による、世界タイトル挑戦者決定戦が、3月16日(日本時間17日)に米・ラスベガスのザ・コスモポリタンで開催される、ゴールデン・ボーイ・プロモーション興行で行われる。

ヒューズは昨年7月22日(日本時間23日)に米・オクラホマ州ショーニーのファイアレイク・アリーナで開催された、IBFライト級2位決定戦で、ジョージ・カンボソスJr(豪)=21勝(10KO)2敗=に0-2判定負けを喫したが、ヒューズの勝ちを推す声も多く、ヒューズも判定を不服としてIBFに抗議。IBFはそれを容認する形で、カンボソスJr戦時9位だったヒューズのランキングを5位にアップしていた。

デビン・ヘイニー(米)の返上により空位となっているIBF世界同級王座は、同級2位(1位は空位)ジョージ・カンボソスJr(豪)=21勝(10KO)2敗=と、同級3位ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=17勝(11KO)3敗=により争われる事が決まっており、試合は4月13日、または14日にオーストラリアで開催される予定で、ヒューズvsセペダの勝者が指名挑戦者となる。

テクニシャンと強打のサウスポー対決。予想は圧倒的セペダ有利だが、夢のラスベガス・リングに上がる事が決まったヒューズは、「彼のことは2、3年前から研究していた」と話し、不敵な自信を顕わにしている。